仕事のペースが戻った猫です。
勉強の時間が取れるようになったのでホッとしています。
使われていないビルや空きテナントを再生する試み
昨日は、図書館に出かけました。
図書館の近くの古くからある商店街エリアをぶらぶらしていると、
以前はシャッターばかりだった風景が少しずつ変化していました。
思い返すと、私が近ごろ病院帰りに立ち寄っているカフェも昨年できたばかり。
元集合店舗ビルを再利用して、台湾料理やレンタルスペースをつくる試みもあるようです。
店舗内を間借りしてサービスを提供
また、各店舗のスペースを借りて、個人規模でサービスを行っているのも興味深いポイント。
友人が気になる!と言っていたパーソナルカラー診断もありました。
詳しく聞くと、曜日・時間限定で、プロのアナリストがカフェスペースを借り、簡易診断をやっているみたい。
個人事業主が対人サービスを行う場合
「密室に二人きりという状況」「場所代の支払いと予約状況のバランス」
が課題になりがちですが、この形式ならカジュアルでいいですね。早速友人に教えました。
気になったのは価格
ただ、ひとつ気になったのが価格のこと。
高すぎる!ってわけではなく、安すぎるのでは?と感じました。
いろいろ調べてみましたが、簡易診断だということを踏まえても相場の半額以下。(30分1000円)
『この機会に知ってもらって本格的な顧客になってもらえるかも…』という考え方もできると思いますが、
ユーザはすでに30分1000円という価格を基準に考えるようになっています。(アンカリング)
正規の値段をみると、前者が安い反動で『高すぎる』と感じるでしょう。
また、診断という正解がはっきりわからないジャンルなので『価格が安い=効果・価値も低い』という意識が働きそうです。
価格によるプラセボ効果により、自分が納得できない結果に対して「1,000円だし本格的なやつじゃないでしょう。だから違うのかも」なんて言う友人が目に浮かびます。
それって、ドクターショッピングみたいにマーケットを徘徊する理由です。
そのあたりを友人にどう説明しようか、説明しなくてもいいよなぁ、などと考え中です。